平野のおじさん・おばさんのお宅へ行った時にはいつもお参りしてたお寺、全興寺。水掛不動さんにお水をかけるのが楽しみだった幼い頃。その頃は地獄堂なんてなかった。マニ車出来ただけでもびっくりだった。
地獄堂が大人気なので、忘れがちだけど、水掛不動さんはいつ見ても清らかで水音を聞くと清々しい気持ちになる。
鯉もかわいいし。
お不動様の横を抜けて中に入ると「小さな駄菓子屋さん博物館」が。
中に入ると、「昭和レトロ ジオラマ展」がいつも開催中。
ジオラマや、商店街にあったような懐かしいお店のミニチュアハウスがたくさんある。
昔の看板やお菓子やお面など懐かしさに浸れること間違いなし。
さてさて、地獄堂の入り口です。
地獄行きor 極楽行きかのテストね、
はいはい、地獄行きね。何回やっても地獄行きだよ。毎回毎回。(笑)
なかに入ると65〜70歳くらいのおばあさんがついてきて、私の後ろで手を合わせて拝んでいた。
おお、敬虔な仏教徒よ、と思いきや、
地獄を見せられて雰囲気に浸っている私の後ろでよ、
いきなり携帯で電話し始めて、
「私ね、今、平野のせんこうじさん参ってるねん、
ええ、あついがな、あんた今どこおるん?私ね、今せんこうじさんにおるんよ。」
云々云々、
でかい声でどうでもいいお話を始めた。
えっ!?お堂の中やで。ここで話さんでええやん。(涙)
うるさいので退去。まあ何回も見たし。
さてさて、ちょっとだけご紹介。
このドラを叩くと鏡に地獄が映される。
後はご自分で地獄を味わってください。
で、後悔・反省をしきりにした後は心を入れ替えて、
涅槃です。
瞑想をいたしましょう。
心が落ち着きました。
一生懸命行きて人を傷つけない生き方を心がけましょう。
自分自身を大切にしましょう。命を大切にしましょう。
それがここのお寺の、地獄堂の願いなのです。
うーん、昔行った時は、地獄堂、もっと怖かった気がするんだけど。
昔と言っても、地獄堂できたときはもう成人してたし、子供だから怖かったということではない。
そこで、wikiで調べてみると、
やはり地獄堂はできた当時はガチ怖くて、中に入ると戸がしまり中で子供が絶叫、非常ボタンを押す人が続出したので今はマイルドな仕様になったそうだ。
怖いままでいいのになあ〜。